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環境保全(自然との共生)

森林整備活動とエコキャップ推進運動

投稿者:株式会社 山形銀行 投稿日:5/29/12 (火) 13:24 コメントする

1、森林整備活動〜山形県創設「やまがた絆の森プロジェクト」〜
 (1)ぐるっと花笠の森
 平成22年4月から平成27年3月まで、県内4信金と連携し、県
内4地域で、植樹や下刈りなどの森づくり活動を行ないます。平
成23年度は、延べ430名(当行および信用金庫の役職員)が参
加しました。
 (2)やまぎん蔵王国定公園の森
 平成22年9月から平成29年3月まで、蔵王国定公園の間伐を
実施します。平成22年度は森林23ヘクタールの整備を行い、山
形県よりCO2吸収量227.61tの認証をいただきました。
2、エコキャップ推進運動
 東北芸術工科大学との連携による「エコキャップ推進運動」を
実施しています。地域の皆さまからご協力をいただき、開始から
2年3カ月で1,025万個(ポリオワクチン12,812人分)のキャップ
が集まりました。

中津川森と暮らしの学校 山里の暮らし体験塾・もりもり元気塾

投稿者:NPO法人 美しいやまがた森林活動支援センター 投稿日:5/29/12 (火) 13:20 コメントする

1、基本理念はエネルギーを精いっぱい消費する文化から、自然と
共生する循環型の生活への価値観の転換を目指し、山村文化の体
験と技術の伝承を行う。具体的には、
 @循環型の生活や環境を創る森林整備活動。
◎植林活動として6月に1ヘクタールに400本の苗木を植樹。
◎企業の森の活動に参加。年間2000本の植林活動や地ごしらえ
を実施
◎森の教室として、巨木やブナ林での稚樹のポット育苗の実施。
 A人材を育てる活動。
◎草木塔の理念を理解し山村の森林文化を学ぶ。
◎価値観の多様性を知る。
「なんだ、こういう生き方もあるんじゃないか」青年たちに知
ってもらいたいことです。
◎山村の生活技術の伝承。
2、活動の規模
 年間10回近いプログラムを実施。延べ300人程度の参加。
3、今後の展望
 地域とともに、新エネルギーとしての森林を見直し、間伐材や
支障木を有効に利活用していくためのボランティア活動のシステ
ムを創る。

環境と経済(エコビジネス)

遂に完成!食品残さの地域資源循環システム…高校生が地域と一つになって取り組んだ搾りかすのリサイクル活動…

投稿者:山形県立置賜農業高等学校 投稿日:5/29/12 (火) 11:47 コメントする

@置賜地域内において食品残さを利用したリサイクル飼料(エコフ
ィード)を完成させ、これを家畜に給与して、糞をブドウ農家圃
場などに堆肥として梶h元し、加工用農産物を栽培するという農工
一体となった生物資源リサイクルシステムを完成させ、県の認証
を受けた。
Aこれまでの合計製造量は30t。食物くずのメタン発生量は154s
-CH4/tとされているので、温暖化係数(CO2の21倍)を考えると、
154×21=3234s -CO2相当。これにより算出したCO2削減量は
97t。さらに、エコフィード給与により穀物輸入量が減少し、穀物
輸送にかかるCO2削減量(日米間の小麦換算で340s /t)約10tが
付加され、合計約107tの削減効果が明らかになった。(今年10月
現在)
B県内では搾りかす排出量が数千tあり、これをリサイクルすれば、
CO2削減量は膨大な量になる。また、畜産団体がすすめるエコフ
ィード利用畜産物認証などのブランド化や山形大学工学部との乾
燥化プラントの研究も前進している。

エネルギー(省エネ)

エネルギーの地産地消を目指して

投稿者:小国グリーンエナジー合同会社 投稿日:5/29/12 (火) 13:29 コメントする

 小国町は東京23区がすっぽり入る広さがあり、その95%が森林で
ある。隣の飯豊町では、バイオマスタウンとして環境省の認証を受け、
バイオマスエネルギーが積極的に使われている。この飯豊町の中津
川バイオマス工場に、これまで切り捨てられていた小国産のスギ間
伐材を持ち込み、ペレットを作ってもらい、小国町や近隣の町村で
販売している。
 このことは雇用にもつながる。木を切る人、運ぶ人、ペレットを
作る人、販売する人まで、地域での雇用が生まれ、地域で資源もお
金も循環する仕組みとなる。また、地域材をエネルギーに変えていく、
即ち地産地消ができるということは、森林が多い小国町でこそ実現
可能なことであり、山形県ひいては日本も他県や他国と比べて森林
が豊富に存在する。
 最近では、環境に関心がある仲間で、シンポジウムなどの普及啓
発を行うことで、それまでペレットストーブを聞いたことすらなか
った方達にも広がりがみえ、手応えを感じている。地元の小中学校
でも講演を行い、エネルギーの流通の仕組みや小国町のペレットの
でき方を紹介した。
(2011年には、参画している置賜ウッドエナジー組合としてのプロ
ジェクトが、J-VER制度へ登録された。)

小水力発電〜山間部の集落に豊かさを〜

投稿者:NPO法人 東北地域エネルギー開発機構 投稿日:5/29/12 (火) 12:00 コメントする

 水量が豊富な最上地域の発展につながるのではと、川の豊富な水
量と落差を利用した水力発電を提案している。
 積雪寒冷地域であり豪雪地帯である新庄市土内地区の奥地で、小
水力発電が可能であることを実証した。平成22年11月末から23年2
月までで発電量は15,936kWhに及び、これはCO2削減量8.8tの効果
があり、原油では200gドラム缶19本分もの節約となる。また、懸
念された厳冬期の水源枯渇もなく、野菜栽培も十分にできること等
が証明された。今回の調査場所は、新庄市でも最も条件が良くない
場所であり、ここで良い結果を生み出せたことは、小水力発電の実
用化可能性に自信を深めることになった。
 なお、地域住民に知ってもらおうと、最上公園内に1時間あたり
4kWの発電ができる水力発電機を設置した。
 水力発電は、ブナ林が豊富で雪が多い東北にはahったりの発電方
法である。二酸化炭素を増やさないエネルギーが新たな雇用を生み
出し、若氏hの地元離れを防ぐのではと期早hしている。