ホーム > 山形県立村山農業高等学校 農産技術部

環境技術

再生利用可能なエネルギー資材〜 減反・休耕田の環境保全 〜

投稿者:山形県立村山農業高等学校 農産技術部 投稿日:3/14/10 (日) 09:00 コメントする

 減反田は農業従事氏hの高齢化等に伴い、転作から休耕・耕作放棄へと進んでいる。耕作放棄地は病害虫の発生源、雑草種子の供給源ともなっている。休耕田の過湿条件は畑作物の栽培を制限する要因で、転作の障害となっている。水田には稲の栽培が最も適しており、広い用途が見込める稲の品種育成に努めてきた。農産技術部で栽培を続けてきた稲の長稈種は、雑草抑制効果・耐病性が高く、化学肥料への依存度も低いことが確認された。休耕田を雑草から守り、飼料用稲としてWCS生産では既存品種の3倍の生産がある。ソフトセルロース等としてバイオエタノール生産も視野に入れて実験栽培を続けている。

投稿者・団体